設立後5年を迎えた平成19年度の本基金の事業は、計画した事業をほぼ順調に実施することができた。また、特定非営利活動法人としての基盤整備を図る上で重要な会員の入会については、正会員772名、賛助会員168名、7団体となり、本基金の目的と地球緑化活動に対する理解を深めることに成果をあげることができた。 また、本年は節目となる第10次植樹団(「2007日中文化・スポーツ交流年」の事業に認定)を派遣することができ、昨年新たに提供を受けたダラトキ地区の「東京税理士会の森」の土地契約(500ヘクタール)に係る調印式を行った。本年も、クブチ沙漠(ダラトキ地区)とオルドス地区に植樹を行い、これらの事業に対し、2007日中文化・スポーツ交流年実行委員会から感謝状が授与された。
事業名
事業内容
実施 時期
実施場所
従事者の人数
受益対象者の範囲及び人数
支出額 (千円)
ゴビ沙漠等 植樹育成事業
通算で第10次となる植樹訪中を9月15日から20日に実施。ダラトキ地区にポプラ300本を植樹、オルドス地区は雨天のため松1,000本の植樹を現地青年団に委託した。
9月
中国内蒙古自治区ダラトキ及びオルドス地区
23人
植樹地域住民の不特定多数
1,913
植樹地域における植樹・育成管理について(財)日本産業開発青年協会に委託し、本年度はポプラの苗木11,300本の植樹と既植樹分の育成管理を行った。
4月 から 3月
ダラトキ地区
1人
植樹訪中の機会に合わせ、植樹地域の学生、住民、青年団体との自然保護に関する情報交換、懇談を実施した。
ダラトキ及びオルドス地区
普及啓発 事業
本基金の活動等を案内するホームページへの本年度のアクセスは2,370件あった。 会報(第3号)を発行し、東京税理士会等の協力を得てPRに努めた。
随時
法人事務所及び各種会合場所
15人
不特定多数
957
書き損じ葉書に重点を置いた収集を通じて普及啓発を図った。
法人事務所
地球環境保護に関心のある者不特定多数
地球緑化環境保護促進推進活動への参画事業
新たに、(財)ニッセイ緑の財団と国内植樹活動の情報交換を行った。また、シーズ(市民活動を支える制度をつくる会)に賛助会員として登録を継続した。
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