濛茫落暉に対す

 波多野重雄

 9月16日北京到着後、先ず天安門広場に、上海万博の現況が一三九天(日)五二一〇九、九〇〇。9/16と表示し金色に輝いていた。故宮を見学し、夜行寝台車で12時間翌朝7時奈曼旗駅着、気温は13度。
 ホテルにて朝食、休憩後、砂漠地に移動、そこには既に東京税理士会の植樹記念碑が建立されていた。一同記念写真を撮り、奈曼旗一中の生徒が多数応援に駆けつけてくれた面前で、左記土地の契約書に押印した。
  「私と成年聯合会主席史明顕、昴乃村長王明会、(株)二十一世紀旅行社長坊野正弘、奈曼旗々長常暁東、同大秘他拉鎮鎮長、劉文喜と昴之村地内の砂地300ha。30年間。」
 今回の植樹団は初めて女性が多く、岡田団長、山本副団長、本田事務局長の連携プレーと団員一同の結束、近畿会の岸本会員の参加等強力な陣容。流石若者の力強い応援で松50本、砂棘300本を手際よく植えた。更に10月中旬にポプラ7000本を依託した。
  熱暑でも空は既に秋色の雲、残照の中で生徒らと記念写真と記念品を交換し、和やかに別れを惜しんだ「再来謝謝」。