ゴビ沙漠の植樹を終えて

西村 享

 モア・グリーン・ゴビ活動については、以前から関心がありましたが、地元八王子の波多野理事長の薦めもあり、副支部長の岩木聡之先生という頼もしい仲間とともに参加しました。植樹活動は、波多野先生からプレゼントして頂き、生まれて初めて履いた地下足袋での活動となりました。
  植樹場所の奈曼旗までのバスの車中からは、植樹のあとと思われるポプラの林を多く見ることが出来ました。そのポプラが、厳しい環境の中で根付き、育っているのを見て、モア・グリーンの活動の意義が理解できたように思います。植樹の場所は、緑が僅かに散見できる見渡す限り続く広大な土地で、粒子のこまかい砂地でした。スコップで掘ると周りの砂が、水のように流れてきて、最初は、掘るのも苦労しました。
  植樹活動に参加して、地球の環境問題ということが、身近に感じることが出来ました。そして、行動することの大切さを改めて感じることが出来ました。今回は、植樹を通じて素晴らしい体験ができ、参加したことによって多くのことを得たように思います。岡田先生、山岸先生、岩木先生をはじめ皆様、楽しい思い出をありがとうございました。