継続は力なり
団員/土屋  彰

 今回の第9次植樹訪中団への参加は、私にとって、上海、香港についで3度目の訪中となりました。植樹地に向かう途中、「沙漠観光地」に寄り、沙漠の雄大さと厳しさを体験しました。その後、第4次植樹団が植樹した税理士の森を見学しましたが、そこには、大きく育ったポプラの木が我々を出迎えてくれました。周辺には砂地を覆うように下草が生え、大きな池も出現していました。この池は水がきれいで底まで透き通り、多くの小生物が宿っていました。
  私はこれを見て、今までの植樹活動の大きな成果を実感し、この運動を立案して、これまで植樹活動を行ってきた方々へ敬服すると共に、今後も継続して活動することで更に大きな成果に結びつけることができると確信しました。
  我々が今回植樹する場所は、ここからバスで20分程の所でした。スコップで70a程砂地を掘り、そこにポプラの苗木を1本ずつ、全部で500本植えるという重労働に、ダラトキ一中(高校生)の生徒とそれぞれペアを組み、片言の英語を話しながら、2時間程でどうにか500本を植える事ができました。
  私は今回の植樹活動と内モンゴルでの生活を通じて、自然の偉大さ、地球環境の大切さ、そして日本の美しさを改めて再認識いたしました。今後ともこの植樹活動が東京税理士会の会員のみならず、多くの方々の協力によって継続される事を望みます。