大いなる充実感を胸に帰国
−たとえ「滄海の一粟」でも−
団員/田村 廣司

 かねてより、モア・グリーン・ゴビの活動内容に大いに賛同しておりましたので、植樹訪中団にも是非とも参加したいと前々から考えておりました。今回、幸い日程の都合がつき、皆様とご同行することができました。
  第1日目は、ダラトキで、地元の高校生と共同で沙漠にポプラを植樹しました。
  第2日目は、オルドス(東勝)で、地元の中学生及び住民と共同で禿山に松を植樹しました。
  こうして、2日間共、一生懸命に奉仕する中学・高校生の若さに引っ張られて、老骨に鞭を打って植樹の作業を終了しました。そして、その後、私の心の中に「自分は本当に良いことをしたのだなあ」という充実感が湧き上がりました。確かに「自己満足」かもしれません。本当に「滄海の一粟」かもしれません。しかし、中国の人のために、人類のために、地球のために、ほんの僅かでも貢献出来たのは事実です。旅行に添乗して頂いた中国人現地ガイドの方も「あなたがたは素晴らしい事をしてらっしゃいます」と、言ってくれたので、更に、その思いを強くしました。