2日目は台地に松の植樹
団員/岩本 一志

 9月17日はオルドス市東勝区に移り、午後に2日目の植樹地に向かう。バスでガタガタ道を相当入って植樹地入口に着く。浸食が進み今までの道が通れなくなっている所もある。 
  石ころ道を下り、急坂を登って植樹地に「歓迎 東京税理士会植樹訪中団」の横断幕が出ている。現地の大勢の方々が準備して迎えてくれた。私も高校生と一緒に植樹作業開始。土砂の流出を防ぐ水平溝という方式の幅30a、横1・5b、深さ40a位の穴が掘ってあり、その溝の中に30a位の穴を掘るのだが、1日目の沙漠を掘るのと違い、石が多いのでツルハシとスコップを交互に使って掘る。松の根に苗土が付いたまま植えて回りを踏む、運搬車からのホースで水が撒かれ1本の植樹が完了。
  次々に植えていく台地の端の方は浸食され断崖絶壁である。暑い中、一度休んだだけで夢中で作業をしたが全部を植えられず現地の方々に後をお願いし下山する。現地の皆様、高校生達もますます環境に関心をもって植樹等も進めていってくれるものと思えた。