地球環境改善と 友好化に一役買って
団員/木下 純一

 今回、初めて植樹に参加しました。内モンゴル自治区は、不便で、汚い所というイメージがありましたが、行ってみて、その認識を変えざるをえませんでした。日本の観光地ほど綺麗ではありませんが、それ程悪くもありませんでした。何処へ行っても電気が通じていて、比較的文化的な所でした。
  また、日本と比較にならないほど広い土地であることを改めて知りました。
  ゴビの沙漠は日本の鳥取砂丘と違って、そこに行くと見渡す限り、沙漠、起伏を伴って何処までも続く砂の大地でした。
  そんな中で、植樹をした所が緑の土地に変わり、鳥や、小動物が住む土地になった実績を見て、今回の我々のささやかな行動が、中国を、地球を、温暖化を、防止する力になるのかな?と感じました。
  さて、植樹のことですが、最初の植樹地は、表面の土は乾いていても、少し掘ると水気を含んだやわらかい砂で、ポプラの苗を植えるのは、さほど苦労なく出来ました。意外と黄河の水が、大地に浸透している感じがしました。今後は、落ち葉が腐食して、肥沃な土地になっていけば、植生も変わるのかなと思いました。次の植樹地は、山の上で、予め穴が掘られていたのですが、更に掘らなければ植樹出来ない石ころの多い土地で苦労しました。2日間でかなりの?木を植えられたことに自己満足しています。
  現地では、地元の高校生が、親切に手助けしてくれて、楽しく植樹が出来ました。
  現地の人々と、この様な交流が出来れば、日中の人々との相互理解が進んでゆくことでしょう。小さな働きですが、地球環境の改善と友好化に少しでも役立てば幸いです。