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「ポプラ」と「松」を植えて |
団員/山田 恵美子 |
森を管理して下さるトルーマさんの周辺は先駆者の方々が植えたポプラが繁り、そこは豊かなオアシスであった。木の枝にまたがる鳥の巣、タヌキの穴、お腹の真白なムカデ、黄・紫・ピンクの花、人造沼には丈1b以上の葺が茂っているではないか。私達一行は童心にかえりピクニックを楽しんだ。1日目のポプラを一中の学生とペアで砂地を約60a堀り、ポプラを全体で500本!これは正に植樹。「疲れるから木陰で休んで下さい」とやさしい団長の声に、木陰なし。私は相方のレディにキャンディをあげ「ナイス」「ベリーグッド」を連発し、協力の深さを確認した。翌日東勝に移動し、幾層にも侵食された遥か山の向こうで、二中の学生と農民と一緒に松を植えた。一日40元で雇われた農民の唯一の休息はタバコを吸うことである。私も何度か勧められたが遠慮した。(残念!どんなタバコかもらうべきだった。)植樹も予定通り終った。両日共、夜は青年団と関連の方々から夕食に招かれ、テーブルの上に重ねられた料理と馬頭琴の音色に合わせたモンゴル式に飲むパク酒は、私達「税理士の森」を築き上げた10年の歴史を重く受けとめ、お互いに感謝の心が伝わってきた。 |
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