植樹が広がる、植樹で広がる心の絆

 

東北植樹 第六次被災地植樹団

第六次東北植樹活動を終えて

 

 東京税理士会は、『税理士の業務では多くの紙を消費すること、環境被害を及ぼす黄砂の発生がゴビ砂漠であること』など、地球環境問題にいち早く目を向け、平成6年から「一枚のテレカが地球にやさしい環境をつくります」という標語で環境保護運動を始めました。平成8年以降15年間にわたり、継続して内モンゴル自治区を中心に植樹団を派遣し、大きな成果を上げてきたことは周知の通りです。
 しかし、その後は日中関係悪化の影響等を考慮し、植樹団の派遣ができなくなっていますが、現地の管理者に補植などの管理を委託し生育を見守っています。
 折しも、平成23年3月に東日本大震災が発生し各地に甚大な被害をもたらしました。ただちに、地球緑化活動の一環として「被災地に緑を」との思いから、平成24年10月には宮城県女川町に第一次東北植樹団を派遣し、もみじ等を植樹しました。以来、毎年10月に植樹団を派遣しています。
 この度の第六次東北植樹団は、39名で結成され、10月15日には宮城県女川町で花海棠11本、翌日の16日には福島県南相馬市で寒椿100本を植樹しました。植樹前のセレモニーは、一日目の女川町で地元商工会会長・町議会議員・観光協会職員を交え、また二日目の南相馬市では市長と行政官・東北税理士会の相馬支部長と支部役員の方々を交えて開催されました。更には、南相馬の植樹の様子は地域放送局や地方新聞でもニュース報道されるなど、年々地域の皆様方に「モア・グリーン税理士の森基金(略称モア・グリーン)」の活動が知られるようになりました。
 本基金は、今後ともゴビ砂漠の「税理士の森」の維持管理を現地に委託し続けること、並びに国内において植樹が必要な場所で、現地が求める「みどり」を植えていく活動を継続発展させること、こうしたことが「事業活動の中心」であると心得ております。折に触れ、今後とも引き続き皆様方のご支援・ご協力を賜りますよう宜しく御願い致します。
(団長 平山 玲昰)

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